かめしめHSのブログ

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【キモいって何?】キモいと言われて15周年記念

初めまして、キモいと言われて眉一つ動かさなくなった、しょーきです。

突然ですが、皆様は異性から「キモい」と言われたこと、ありますか?私はあります。

異性からキモいと言われたことのある皆様は、初めて言われたシチュエーションを覚えていますか?私は覚えています。

そんな初めて異性にキモいと言われてから15年間、そのキモさを保ち続けた私しょーきが、今回、15周年を記念して、キモい出話に浸ろうと思います

異性からキモいと言われ、ベコンベコンにヘコんでいる人が「明日も頑張ろう」って思ってくれたら幸いです。

小学生時代、初めてのキモいはホウキ越し

私の初めてのキモいは今から約15年前の、小学生時代のこと。

当時、階段の掃除当番だった私は、ホウキを巧みに操り、見えない敵と戦いつつ、ホコリを巻き散らしていました。当然女子からは「男子~!ちゃんとやってよ~!」と、どこの学校でもありそうな声が飛び交っていたわけであります。

しかし、そんな言葉でちゃんと掃除するのであれば、この世から暴力なんてものは無くなるもの。私たち男子と呼ばれる体内からあふれ出るエネルギーを抑えることのできない生物は、女子からの言葉はそっちのけで遊びまくっていました。

すると、堪忍袋の緒が切れた女子はどうなるか?そうです。ホウキの掃く部分を手に持ち、体内からあふれ出るエネルギーを抑えることのできない生物に鉄拳制裁を加えにくるわけです。

「おい!痛ってえなぁ~やめろよ!!」

そんな言葉では堪忍袋の緒が切れた女子の鼓膜は揺れません。小学生の頃はあまり男女で体格にも差がなく、どちらかと言えば女子の方が体格が良かったため、成すがまま、されるがまま状態。

しかし、戦隊物にハマっている男子もやられっぱなしではヒーローではありません。覚悟を決め、遂にホウキの掃く部分を手に持ち、怪物と闘う決意をするわけです。

当時、既にボコボコにされており、体力が残すところわずかだった私は、一番最初の攻撃で<超高速回転切り>と呼ばれる必殺技(一回転してから攻撃する)を繰り出しました。

うおおおおおお

そう叫びながら超高速回転切りを繰り出した私。勢いよく一回転している間に、ホウキの先と怪物の位置が分からなくなってしまったのです。そして、一回転し終えた私のホウキの先っぽを見てみると、あろうことか女子のお尻に触れていたのです。

私は物質を通しての間接お触りに対し、思わず

○○(女の子の名前)のお尻

と、何故かアナウンサーのように現場の状況を簡潔すぎるほどに説明したことで、間接お触りによる肉体的苦痛を与えるだけでなく、恐怖心で相手を支配する精神的苦痛までもを与えてしまったのです。そして、数秒間の時が止まったかのような時間が過ぎた後、女子の口からたった一言。

キモ

と言われたのです。

キモいって何だ?キモいって言われたときのこの胸が痛む、濃い感覚は何なんだ?恋なのか?いや、恋ではなさそうだ。何なら超高速回転切りも故意ではない。俺は変態物のヒーローなのか?・・・そんな感じで、何であの時、あの場所、あの子に対してやってしまったのか?しばらくの間、必殺技にもほどがある、と、私は超高速回転切りを恨みました。

キモいと言われた時にお勧めな脳内変換法!

えっ、今キモいって言った?俺が?俺がキモいの?あれ、キモいって何だっけ・・・。
私自身も、キモいと言われ慣れていない頃は、顔が引きつり、胸がドキドキするような感覚に陥りました。

しかし、キモいと言われてから15周年を迎えた現在では、そんな一言ではほとんど動揺しません。キモいと言われても「おはようございます」くらいにしか聞こえてきません

なぜ私がそこまでの域に達することができたのか?

それは、15年という間、私の脳に刻み込まれた、キモいのシチュエーションの数々から<キモいの法則>を見つけることができたからです。そこで、今回はこの記事を読んでいる皆様にだけ!この法則を教えたいと思います。

「でも、そういうのって怪しい・・・。どうせ少しだけ情報を教えて、結局お金取るんじゃないの?」

と、悪徳セミナーのように私やキモいの法則を疑っている方、大丈夫です、安心してください。私はキモいヤツではありますが、悪いヤツではありません

では早速<キモいの法則>を説明していきます。

<キモいの法則>で重要なのは、キモい=気持ち悪いという、私たちが脳内で変換している内容を変えてあげることです。そう、既にお気付きの方もいるかもしれませんが・・・

 

 

<キモいの法則>とは、キモい=気持ち良いと、脳内で変換してあげることです。

この法則の凄いところは、無理やりじゃないところです。
例えば、キモいと言われたとき「俺はキモくない!キモくないんだ!!」と気合で乗り越えようとしたり「どこがキモいの?教えてよ。ねぇねぇ、教えてよ。」と相手に発言を撤回させようとしているわけではなく、キモいそのものをありのままに受け入れた上で傷付かないで済むのです

私が初めてキモいと言われたときの小学生時代のエピソードも<キモいの法則>に当てはめて考えてみれば、私の必殺<超高速回転切り>でホウキの先端が女子のお尻に当たった結果、気持ち良いと言われたことになります。

このように、脳内変換をキモい=気持ち悪いから、キモい=気持ち良いと変えるだけで、感謝されているようにも受け取ることができるのです。

この法則に気付いてからというもの、私の生活は激変しましたし、何なら最近ではキモいと言われた後に「え、気持ち良いってこと?」と、むしろ聞き返したりもします。まぁ、その後は大抵「本当、気持ち悪いんだけど」と言われるので、あまり聞き返すのはお勧めできないんですけどね。

終わりに

キモいと言われ心がくじけそうな皆様、私のお勧めするキモいの法則、いかがでしたでしょうか。是非、キモいと言われたときに気持ち良いんだと変換してみてください。

この発想そのものがキモいと言われますが、キモいも1つの特技であります。どんどん活用しましょう!

それにしても、キモいの内容だけでここまでの文字数を書くことができるとは、自分自身驚きを隠せません。よっぽど普段からキモいと言われているんだなと痛感し、何だか悲しくなってしまいました。

しかし、アンガールズ様のように、キモカワと称えられる存在もありますので、私も諦めずに、愛されるキモいキャラを確立していければ、と思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

今日の名言
 ~明日、明日と明日も言うさ~