【ドラえもんシリーズ】もしも石ころぼうしを手に入れたら。
こんにちわ。
少年の心をいつまでも忘れず、ドラえもんをこよなく愛す男ひろやです。
いやー、欲望にまみれていた子供時代はいつも考えていました。ドラえもんがいたらなぁ。ドラえもんの道具があったらいじめっ子をぶちのめせるのに、お金持ちになれるのに、ギャルのパンティをクレも叶うのになぁと。
でも時と共に私も大人になりました。身も心も成長しドラえもんがいたらなんて考えることもなくなりました。そしてそんな今だからこそできることをやろうと思いました。
『ドラえもんがいたならば』妄想を休日の午後の憂鬱で広げようと。
【石ころぼうしとは?】
石ころぼうしとは藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』にでてくるひみつ道具のひとつ。
石ころぼうしは石ころのような柄の帽子の形をしており、それをかぶるだけで石ころのように周りから気にされなくなるという道具。
え?大した事ないじゃん。
そう思うかもしれないが、これはドラえもんの道具の中でも最強シリーズのひとつなのではないかと思う。
石ころのように周りから気にされなくなるとドラえもんは言うが、公式設定では完全に存在を消せるという代物なのだ。
ぼうし内蔵の無視催眠波発生ペーストから放出される無視催眠波の影響により、他者はぼうしを被った人間の存在を認識しなくなる。声や足音、においや触れられている感覚など、本人から発する存在を感知させるものも全て認識されなくなる。更にぼうしを被った者が持っている物も認識されなくなる
引用元:ウィキペディア
やばないこれ?
透明人間になれる+持ったものも透明になる+何かをしても絶対に存在がばれない
しかも機械であるドラえもんにまで影響。
もうチートでしょ。全人類かぶったらどうなっちまうんだよ!
【私が石ころぼうしを手に入れたら】
この道具を使ったのびたはめちゃくちゃ可愛い。
なぜかパパの前に寝転がり、「ぼく勉強やめたよー!」「これから遊びに行くけどいいよね!?」と聞くなど、TVの前の視聴者からモテる努力を欠かさない。さすが丸めがねが世界一似合う少年。
でも私は世界一少年ジャンプが似合う少年。いや。おっさん。
アラサーの私がこの帽子を手に入れたらまずはじめに中二秒っぽく格好つけて銀行からお金を盗みます。
銀行さんはローンで儲けて続けているんだから少し位もらったっていいでしょう。
そして友人の家に奪ったお金を配りまくります。これでもかってくらい配ります。当然じゃないですか。だって自分の好きな人達に楽になってほしいじゃないですか!あえて言えば少し余った分は後で自分に返してくれそうじゃないですか!プラスで言うならもてそうじゃないですか!!
でもしばらくして気が付きます。
存在感知されてないから誰がお金をくれたのかわかんないじゃん。と。
そして即効やめます。
めっちゃゲスい?知ってます。
その後はとりあえずイオンに行きますね。
そして向かうは寝具コーナー。え?エロ本コーナーは後で行きます。
最高品質のベッドに全力でダイブして、一番気に入った枕と布団を用意してふっかふかのベッドで寝ます。
誰にも起こされる心配も無く、誰からも注意されることもなく、熟睡します。
んで、めっちゃよだれまみれにします。
好きなだけ寝た後は温泉に行きます。
はい。
覗きます。
あったかい湯につかり、体の疲れをとり、全力で女湯を覗きます。
いつもは女湯を覗こうとしている自分の姿を想像してしまうためできませんが、石ころぼうしさえあれば何時間でも何も気にせずに覗けますね。
めっちゃ鼻血出ますね。
睡眠も十分。エロも十分。貢献感も十分。
こうきたら次はもう復讐しかないでしょう。
とりあえず出社します。嫌いな上司のオフィスにいきます。
とりあえずパソコンを破壊します。代わりにラピュタの模型をおいておきます。上司に「バルス」と伝われば幸いです。
マウスも破壊します。代わりにジャンガリアンハムスターを置いておきます。
スピーカーも破壊します。代わりにハムカツを置いておきます。
椅子も破壊します。代わりにガチホモを置いておきます。
メガネも破壊します。代わりにピクルスを2枚置いておきます。
上司の反応を見守ります。
多分うちの上司なら全て見てみぬふりします。
いつも通り何事も無かったかのように過ごしてくれると思います。
いつも通り部下も誰も何も言わないってか言えない空気感があると思います。
暖かい心になって帰ります。
【そして・・・。】
偽善・睡眠・覗き・復讐をやりきったら、趣味の人間観察をします。
とりあえず不法侵入しまくって人の日記とか読み漁ります。
おもしろそうな人を見つけてはモニタリングします。
たいていは某番組と同じことをしながら毎日過ごすでしょう。
数ヶ月かけてやりたいことをやりきり、
疲れて家に帰って、家族に話しかけようとして気が付きます。
誰も自分の存在に気付かないと。
慌てて帽子をはずしてこれまであったことを話しても、誰も信じてはくれません。
それどころか
親は「子供なんて私にはいない気持ちになっていたよ」と唖然とし。
彼女は「あなたと付き合っている事を忘れてしまっていたわ。」と虚無感。
上司や友人から電話で「どこで何をしてたん!?」と心配される。
自分がいないことで困った人達を見て、後悔すると思います。
石ころのように存在を気にされなくなる帽子。
どんな人でも存在するだけで自分の周りに影響を少なからず与えていて、
存在を気にされなくなれば自分は気兼ねなく動けてうれしいですが、
どうしても自分がこの世に生まれてから関わってきた周りの人の事を考えてしまいます。
アラサーになるとこんな風に考えるようになるんですね。
以上!私がもし石ころ帽子を手に入れたら・・・。でした!!
最後まで閲覧ありがとうございました!
P.S もし私がのびたくんと同い年であれば死ぬまで女湯にいたと思います。