【子供には習い事をさせるべき?】英才教育で育った私の実録集その2
【子供には習い事をさせるべき?】英才教育で育った私の実録集その1では、英才教育により、運動能力や計算、字の書き方、頭がよくなったかなど、実践的な内容について書いてきました。
その2では、実践的ではないけれど、影響を受けたことについて書いていきます。
今までに受けてきた英才教育一覧
小学生時代
・ボーイスカウト
・スポーツクラブ
・そろばん
・書道
中学生時代
・卓球クラブ
・塾
・個人指導塾
・通信講座
一生の宝もの
小さいころ夢中になっていたアニメやゲームの記憶はポケモン以外ないですが、ボーイスカウトやスポーツクラブで体験した記憶は残っております。
ボーイスカウトをやっていたころ、野外キャンプがありまして、テントの中で皆で寝るということをしたのですが、当時私は7歳。まだまだ母親の隣に寄り添っていたい時期。そのときの寂しさといったら・・・ドラえもんの声が変わってしまったとき並でした。
また、野外キャンプの朝ごはん。ご飯と白い玉と醤油が机に並べられており、ただただボーッと見つめていると、隣にいた面識のないお兄さんが急に私の机にある白い玉を机の角で割り出し、置いてあった小皿に中身をさらけ出すと、そこには家で見たことのある卵が誕生しました。そして、ご飯の上に今出てきたばかりの卵をのせると、お兄さんは醤油をかけ、混ぜだしたのです。
それが、私の中の歴史に刻まれることになった通称「TKG(卵かけご飯)革命」でした。あまりの美味しさに飲み物のように食べた記憶があります。社会人となった今では、あのときに作ってくれたお兄さんの絶妙な醤油の分量を研究する日々です。
また、スポーツクラブの相撲大会では、400人ほど収容できる大きな会場で家族全員が見守る中、私よりも1.2倍ほど体格の良い子を投げ飛ばしたとき、そこら中から「おおおおお!!」っと私の鼓膜を揺るがす最高の音波を体験したことがあります。
そのまま勝利の美に酔いしれていた私は、次の試合で私よりも0.8倍ほどの体格の子に即負けました。
これらは、ボーイスカウトやスポーツクラブをしていなければ、味わうことのできなかった気持ち。
たくさんの経験をしたおかげで、私は思い返すことができる宝ものが増えたのです!
もし子供が出来たら
もし、この私に子供ができたら・・・たぶん、英才教育をさせます。
私は様々な経験をした結果、秀でた才能を見つけることはできませんでしたし、出ていったお金分だけの価値を私が手に入れれたのかは怪しいですが、日常生活が豊かになる暗算能力や、人とのコミュニケーション能力を大きく伸ばすことができただけでも、十二分に満足です。
特に私の場合は、家族から結果を求められることはなかったです。結果を求められたら、もっと真剣に行う気持ちもでたのかもしれませんが、私は求められなくて本当に良かったと思っています。
なぜなら、私の周りでも小さい頃から様々な習い事を受け、親の期待に応えてきた人たちがいましたが、親の期待があまりにも大きく、押しつぶされたとき、その人たちは精神的にも肉体的にも荒れ狂っていくのを目の当たりにしてきました。
その点、私の親は全く私に期待していなかったため(それはそれでどうなのか・・・)、伸び伸びと、自由に毎日を過ごすことができ、習い事によるストレスも最低限で済み、「俺は自由!何をやってもうまくいくんだ!」と、変な自信に満ち溢れた、超プラス思考人に育ちました。
期待されて、答え続けた人生、答えれなかった人生、期待されずに自由に育ってきた人生。私は全てを体験したわけではないため、どれが本当に良い人生かなんてのはわかりませんが、私の子供には私と同じく、期待はあまりせずに、様々な体験を伸び伸びとさせてあげる道を選びます。
人への感謝の気持ち、自分自身の内側から湧いてくる底知れぬ自信は、このように育ってきて得られたものだと確信しているからです!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(p.s:最後の写真はカッコいいかなと思って載せただけで本文とは全く関係ありません)