【いちご狩り】新鮮な大粒いちごをたらふく食べる!
「イチゴをたらふく食べたい」
なにげない会話から行くことが決定したいちご狩り。
場所は愛知県田原市にあるお陽様農園さん。
いちご狩りのためだけに片道2時間の道のりを運転した私は真のいちご好き。
制限時間は30分
料金は大人1人2,000円
種類は甘味の強い紅ほっぺ
戦闘開始【14時】
練乳とヘタ入れを手にした私たちは指定された小屋に移動する。
既に開始のゴングは鳴っているため自然と早足になっていた。
紹介しよう。これが私たちに用意されたいちご達。ず~っと奥まで続いているこの場所全てが私たちのいちご。興奮しないわけがない。
そして、いちご狩りの時期がまだ早かったのか、タイミングが良く、私たち以外に人はおらず、ミツバチが飛ぶ音しか聞こえない良い環境!しかし、1つだけ問題が。
それは、私が幼稚園のころ、駐車場に落ちてたプラスチックのゴミを拾っていたところ、大きいハチに腕を刺されたのです。ゴミがない方がハチにとっても住みやすい環境になるはずにも関わらず、刺された私。以来、ハチが大嫌いになっており、ミツバチを見るたび「うわああああ!」と173cm、66kgの情けない声がビニールハウス内をこだましました。
(ミツバチはよほどのことがなければ刺さないとのことで、Yahoo知恵袋にもミツバチの生態が詳しく書かれていました)
そして、今まで見たことのないような真っ赤な大粒のいちごをもぎりとり、1個、また1個と食べまくる。口の中で広がる甘味は言葉で表現できないほどにおいしい。
中には、しゃくれたアゴのような形のいちごもあり、味覚だけでなく視覚でも楽しませてくれる。15秒に1個のペースで真っ赤で大きないちごを口の中に入れていく。
「この場所にあるいちご全部食べちゃうよ?」
そんな勢いで、大きく真っ赤ないちごを食べ進んでいた矢先、手が止まった。
「甘い、甘いけど、何だか甘い」(?)
いちごの甘さに若干だが飽きてしまった私だったが、ふと目に飛び込むものが。そう、練乳だ。たっぷりといちごに練乳をつけ頬張る。新しい人生の幕開け、まさにそんな感覚。
こうして、練乳をつけたりつけなかったり、へたを食べたり食べなかったりと、食べ方を工夫しながらいちごを味わっていく。なぜ工夫しながらも頬張るのか?答えは単純。
<食べ放題では元を取らなきゃ損>というドケチな思考があるからだ。
お陽様農園では、ネットショップでいちごを買うこともでき、その値段を参考に、それ以上は食べないと2時間かけて来た意味がない、といちごを食べまくる。
ネットショップでは15粒2,000円という安さで販売されており、1粒約130円。2,000円以上食べるには16粒以上食べないといけない。
必死だった。途中から味にこだわらず、もはや個数にこだわってしまうあたり、私の汚さが垣間見えた。
「この場所にあるいちごを全て食べる」
食べても食べても無くなることのないいちご達の前に、その言葉を訂正するには多くの時間を費やさなかった。
腹は水分でパンパンに膨れ、1歩踏み出すごとにちゃぽんちゃぽんと可愛い音が鳴る。いちごには美容効果やコレステロール値を下げる効果など様々な効能があるが、これだけ食べれば逆効果かもしれない。
こうして私たちの戦いは幕を閉じた。
食べたいちごの数は30個
14時10分終了
短期決戦型の私たちは、30個近くのいちごを10分で食べきると、残り時間20分を捨て農園を立ち去った。
<味わって食べられる魔法の時間>が過ぎたことを認識したからだ。
実際、10分もいちごを食べ続ければ、非常に満足感を覚えることができる。
いちごの旬は1~5月です。存分にいちごの甘味を堪能し、いちごで覆い尽くされたお腹をさすりながら、「しばらくいちごはいらない」状態に突入しましょう!
貴重で楽しく美味しい経験をすることができました。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。