【願い事が叶う？】京都の鈴虫寺に再び訪問

土曜日の朝、目覚めると僕は実家にいた。
金曜日の晩、ご飯を作るのが面倒臭かった僕は実家に帰ったのだ。

いつものように朝日を浴びながらうっすら笑っていると、急に京都の鈴虫寺に行きたくなった。
何故だかは分からないが、鈴虫たちが僕を呼んでいる気がし、昼には準備が完了し、
１４時前に名古屋を出発していた。

２時間近くかかる道中、僕は昔のことを思い出していた…

初めての鈴虫寺訪問

あれは１年前ぐらいの出来事。
当時、失恋に胸は焼け焦がれ、肌は保水力を失い、毛根は皮下脂肪に埋め尽くされていた。
そんな時に紹介されたのが鈴虫寺だった。

「モテたい」
「金持ちになりたい」
「働かずしてお金が欲しい」

《なぜ、自分だけが不幸なんだろう》と周りを妬んでいた僕。
そんな僕が鈴虫寺にて説法を聞くこととなった。
（説法とは、笑顔を増やすための言葉の薬みたいなもの）

３０分程度の説法はとても短く感じ、難しい話が出るのかと思っていましたが、
言葉を巧みに操る住職のお言葉は、笑顔が絶えない、理解しやすい話ばかりでした。

その説法を聞き終わった後の僕の心は、まるで純粋無垢な赤ん坊へと
生まれ変わったような気分でした。

その後、お地蔵さまに願い事を伝えるのですが、
純粋無垢な赤ん坊のような心を持つ私は
《皆が笑って暮らせますように》と私利私欲の心を捨て、
本気で願っていました。（なんて出来た人間なのでしょう。）

お地蔵さまにそう願ってから約１年。
願いは叶ったと言っても良いと思います。

なぜなら、家族との距離は縮まり、笑顔が絶えません。
月に１回程度、親戚も含めて食事会を開くほどです。

また、願いごとと直結しているか分かりませんが、
恋人もできました。その恋人とは、今年（２０１６年）結婚します。

家族仲が今まで以上に良くなったこと、恋愛が成就できたことは、
お地蔵さまが必死に我が家まで足を運んでくれたお陰と思います。
この上なく、感謝です。

その感謝の御守を返すことと、
恋人との新しい住所にお地蔵さまが来てくれるよう願うため、
僕は再びこの地に舞い降りました。

鈴虫寺の中に入るまで（説法は定期的に行われます）
ウォーリーをさがせをやりながら待つこと２０分程度。
（ウォーリーを探さなくても楽しめるのは良いですね）

門が開かれ、１人５００円の受付料を支払い畳が敷かれた部屋に入ると、
鈴虫の音色が部屋いっぱいに澄み渡り、心地良い音が僕を包みました。

全員が入ると、説法が始まります。
お寺の歴史から人生の在り方まで、ありとあらゆることを、
お菓子とお茶を頂きながら聞くことができます。
今後の生き方までも変えてしまうほどの説法は、
騒がしい日常で決して味わうことのできない癒しがあります。

私は２回目でしたが、初めての時と説法の内容も違い、
楽しい時間を過ごすことができました。

(鈴虫寺の外観になります。内観は撮影禁止となっていました。)

説法を受けた私は、また赤ん坊のような澄み切った心を手に入れました。
空気が美味しくて、空が綺麗で、街が素敵。そんな澄み切った心です。

そして家族の分と合わせて御守を１０個購入し、
わらじを履いたお地蔵さまに手を合わせ、願いました。

《大金が手に入りますように》と。

もう私の元にはお地蔵さまは来てくれないかもしれません。

しかし、こんな不細工顔な私の恋を成就させて貰っているため、
お地蔵さまには計り知れない感謝があります。

鈴虫寺は恋人ができなくて悩んでいる人におすすめするだけでなく、
日常生活における人間関係のストレスに悩んでいる人にもおすすめできます。
ネット上の様々な人からの口コミが非常に良いのも、足を運べば納得できると思います。

また、鈴虫寺幸福御守は周りからも好評で、お土産として持ち帰れば、喜んでくれることでしょう！

皆様も是非１度足を運んでみてください。
(GWや夏期休暇などの祝日は、鈴虫寺の中に入るのに３時間待ちになることもあるとのこと)

最後までご覧いただき、ありがとうございました。