【高身長or低身長】もし高身長になれたら…。
ワン ファイブ エイト!
ワン ファイブ エイト!
ワン ファイブ エイト!
こんにちわ。低身長代表158cmのひろやです。
ここであなたに質問です。
もし今ここで変われるとしたら
158cmのあなたか、185cmのあなた
どちらを選びますか?
【果たしてどちらが良いのか?】
世の中には2種類の人間しかいません。
身長が高い人間か身長が低い人間です。
世の中のほとんどの人は
身長が高い人間に対して、
「身長高いっていいね!」「かっこいいね!」「高いとこのものとれて便利!」という言葉を投げかけ、
身長が低い人間に対して
「人は身長じゃないよ!」「そんなに低く見えなかった!」「大丈夫だよ。うん。」という言葉を投げかけます。
果たしてあなたはどちらがいいと思いますか?
今ここで身長を高くするか低くするか選べるとしたらあなたならどちらを選びますか?
私は過去にも【背が低い男の悩み】チビって馬鹿にされたら辛いんだよ?や
男なら筋肉付けなきゃ?筋肉が似合わない男の苦悩。で様々な低身長による苦しみを書かせて頂きましたね。
ええ。ご理解いただけたでしょうか。冒頭からもわかるように今回も私の個人的な心の問題を解決する為に生み出された、ただの雑記記事です。つまらないものが嫌いな人はページを閉じる事をオススメします。
【プロローグ】
ひろやは158cmの人生を送ってきた。
いつもと変わらない朝。目覚めるとなぜか自分の体が重いと感じていた。
「おっかしいな…。」
太った?夜中にマックへ行った覚えはない。呪いのわら人形を打たれる覚えは若干ある。
目をこすろうとしたその時、ひろやの全身に激痛が走った。
関節痛のようなその痛みに耐えながら布団を蹴飛ばしベッドのふちに腰をかけるひろや。すると明らかに自分のものではない長い足がそこにあった。怖。
座高が異常に高い。手も長い。いや、うん、怖。
恐る恐る立ち上がる。普段と明らかに違う視界。
いつもなら見上げなければ見えない時計が文字通り目の前に。
いつもなら背伸びをしなくてはとれない本も目の前に。
身長が伸びた。まさか25歳になって身長が伸びるとは。普段より頭ひとつ分は高くなったその姿。誰かに背が伸びた姿を見せつける妄想をし始めたひろやは、ワクワクさんのような笑顔で笑い続けていた。
【身長が高くなって】
すぐにでも外に出かけようと身支度を始めるひろや。
しかし問題はすぐに起きた。
着れる服が一着もないのだ。
今までのひろやの服は基本的にSサイズ。
ズボンも裾直し完了バージョン。
履こうとしたパンツはひきちぎれた。
なんとか部屋にあったマフラーで大切な部分を守り家族に助けを求めるが、
リビングルームにいる家族の前に出ると、真っ先にひろや姉が悲鳴をあげ私を見て叫ぶ。
ひろや姉「キャアアアアアアアアアアアアアアアア」
「誰だお前!この変態が!」
「お前がひろやだと!?ひろやはもっと小さい!!」
「豆粒だ!見え上げた事なんて一度もない!」
「お前とは天と地ほど差があるんだよ!騙されるか!」
「え・・・?ほんまに?え?」
「朝起きたらこうなってた?え?確かに顔はブサイクだ。」
「え、ごめん。」
「いや、なんか、ほんとごめん。」
静まりかえった空気。
ひろやの目からは無意識に涙が流れていた。
父親が服を買ってきてくれた。
グレーのスウェットだった。
父親よ。もう少しいいものはなかったのか。
そしてひろやはしょーきに連絡をしてお茶をする約束をした。
身長の事は何も伝えずに。
先ほどの空気で消えかかっていたワクワクさんが再びひろやの心に現れだしていた。
しょーきとは子供時代からの付き合いだ。
もし私の身長を見たら泣いて喜んでくれるかもしれない。
【友人Aとのお茶】
待ち合わせ場所には早めについておいた。
驚かす準備はバッチリ。しばらくするとしょーきが来た。隠れて電話をかける。
しょーき「ついたよー。」
しょーき「ひろやどこにいるの?」
しょーき「言われた場所にいるけどなぁ」
しょーき「え?どこにもいなくね」
そう話すしょーきの視線は迷子になった子供を捜すかのように下ばかりを捜していた。いつものように。
直接しょーきにに話しかけることにしたひろや。
しょーき「「おー!久しぶり!」「元気だった!?」「とりあえずカフェ入ろうぜ!」」
しかししょーきは全く身長のことに反応しない。
久しぶりに会った友人同士の当たり前の会話をするしょーき。
しょーきの目はおかしくなってしまったのか?
いつもと全く変わらないしょーきの反応に戸惑うひろやだったが、とりあえず二人でカフェに入ることに。
注文を済ますとしょーきが真剣な表情をしながら話しかけてきた。
しょーき「いくらしたの?ついにそこいったかー」
しょーき「気持ちはわかるよ。大丈夫大丈夫」
しょーき「シークレットシークレット」
しょーき「シークレットシークレット」
しょーき「シークレットシークレット」
明らかに同情の目をしながら優しい言葉を投げかけ続けるしょーき。
そう。しょーきはひろやがシークレットブーツに走ったと思ったのだった。
弁解するひろやの言葉を一切受け付けないしょーき。哀れみの目がやむことはなかった。
ひろやはまた、無意識に涙を流していた。
【ありのままで~】
ありのままの 姿見せるのよ
ありのままの 自分になるの
これでいいの 自分を好きになって
これでいいの 自分信じて
アナ雪のエルサさんも言ってましたね。
高身長に変わってみた妄想をしてみましたが全く楽しいビジョンは見えてきませんでした。低身長だろうと高身長だろうとそれも含めて自分自身。今の自分の見た目を好きになって今の自分をそのまま愛してあげましょう。
最後まで閲覧ありがとうございました。