【1年に1回】ペルセウス座流星群を見に片道2時間かけて空気の澄んだ場所へ行った話
どうも、連休明けの未来を想像して萎える、しょーきです。
突然ですが私は、小さい頃からどうしても叶えたかった夢の1つとして流星群を見ることがあります。
しかし、私が生まれ育った場所は3大都市の1つでもある名古屋市。空を見上げれば見えるのはビルか飛行機か薄っすらとした星だけ。
天然な星など見れず、もし星を見に行きたければプラネタリウムが置いてある名古屋市科学館にいくしかなかったわけです。
そんな都会に生まれし私が今回、ペルセウス座流星群があるという情報を聞きつけ、ペルセウス座流星群を見るために弾丸旅行をしてきましたので、結果を報告したいと思います!
ペルセウス座流星群まで残り4時間
私がペルセウス座流星群が見られることを知ったのは当日の22時ごろ。
天気予報によれば雲もそこまで出ていないため、結構見れるのではないかとのことだった。
昔から一度は見てみたかった流星群。
流れ星が流れている間に願い事を3つ唱える。そんな実現不可能と思われている神話も、流星群の日であれば叶えられる可能性は非常に高い。
そこで嫁に
「今日、流星群があるらしいんだけど、見てみたいんだけど」と相談した結果
「どうせなら、空気の澄んだ場所に行こうよ」
と、流星群当日の夜に、急きょ、空気の澄んでいる場所に移動して見ることになったのです。
夜の22時、嫁は寝る準備をしていたにも関わらず、私の無茶な提案にお出かけの準備までしてくれた。これを愛と呼ばずして何と呼ぶのか。結婚してよかった。I Love You、I Need You、I Want You。
ペルセウス座流星群まで残り2時間
車中泊ができる準備を整えた私たちは、高速道路を駆け抜けていた。
ETCと呼ばれる、せっかくの高速道路の料金所の人と交流できる機会を奪うカードなんて、いらない。違う言い方をするなら、持っていない。
私たちはとにかく急いだ。
もうじき流星群がやってくる。
その前に空気が澄んだ場所へ、とにかく進まなければならない。
なぜなら、空気が澄んだ場所では星がキレイに見えるからだ。
眠気と闘うためにリポビタンDも体内に投入した。
なぜか、助手席に座っていた嫁もリポビタンDを投入していた。
そして私は”星が現れるまでの残り時間-自身の眠気”より、ひるがの高原SAをペルセウス座流星群のスポットとして選択した。
ペルセウス座流星群まで残り0時間
私たちは、ペルセウス座流星群が出没すると言われてる明け方4時まで、愛車の中で仮眠を取った。
N-BOXの後ろの席をフラットにして、布団を敷いただけのお粗末な宿。
足もろくに伸ばせず、寝返りも打てず、頭より足の位置が高いなど、寝心地は最悪だったが、すべてはペルセウス座流星群のためだった。
そしてついに、スマホの液晶画面に表示された数値は04:00となった。
私たちは別々の扉から外へ出ると
「まだ上見ちゃいかんよ~」
などと言いながら、ひるがの高原に置いてあるベンチへ向かった。
そして、夜空に輝く満天の流れ星が見えるよう、勢いよく仰向けで寝そべった。
雲が沢山あってほとんど見えないや。
ってか、寒すぎ。
真夏であっても空気の澄んでいるひるがの高原は冬かと思うほどに寒く、片道約2時間かけて流星群を見に来た私たちを数分間で車に戻らせるレベルでした。
・・・ってことで、残念ながら私の小さい頃からの夢である流星群を見ることは叶いませんでしたが、嫁とひたすら運転中に今後の将来について語り合うことができ、深い絆を感じることのできた一日でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今日の迷言
~高速道路の会話は濃い内容~